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■体験談3 介護力を大きく向上させた情報共有システム
早番、日勤、遅番、夜勤と、勤務シフトが変則的。
同じ施設で働きながら、従業員同士が一週間も顔を合わせないことも
あります。 そのために、情報の伝達がスムーズに行っていないという
問題を抱えている、 老人福祉施設のオーナーさんから
ご相談を頂きました。

情報をメモにして残したり、介護記録に書いて
仲間達に広く伝えることは可能です。

でも、面倒だからと書かずに帰ってしまったり、
書くことに慣れていないために、
正確に事象を伝えられなかったりするのです。

それが原因で良質の介護を提供できないと、悩んでおられたのです。

「どうしたら文章を書く事に慣れてくれるだろうか。」検討を始めました。

そんな時、「子供教育」の草分けとして知られている企業の例をヒントに、
社員全員が書くことに慣れ親しむシステムを開発しました。

それは後に介護記録のIT化の礎となったわけですが・・・。

利用者各自の日々の健康状態から介護度の変化まで、
共有しておくべき情報量はたくさんあります。

初心者でも使いやすく、必要な内容を簡単に伝えられるような
仕組みを作ったのです。

そうすることで、得られた効果が3つありました。

まず、一つは、この施設で問題となっていた
介護スタッフ同士の情報共有ができたこと。
2つ目は細かなデータが蓄積されるので、
管理職は細やかな指示出しが出せるようになったこと。
3つ目は、受付の人や別の場所で働介護士も同じ情報を
共有できるようになったことです。

介護は人と人との係わり。
その精度を向上させるために、IT化が大きな成果を果たしたのです。

この体験から、管理職から平社員、そしてパート職員も含めて
介護組織全体が共通認識を持ちながら仕事に従事できることの
強さを実感しました。
 
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