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■体験談2 半年で介護力が向上し活発化した管理者教育
新しい介護スタッフのレベルがなかなか向上しない。
介護スタッフのレベルに差がある。

そんな悩みを抱えた介護施設のオーナーさんからご相談を頂きました。

長い間、介護の世界では職人的なセンスが求められ、
仕事は見て覚えるもの。 先輩の技を盗むものとされてきました。

この介護施設でも、それは同様でした。
また、介護技法が優れている者や、医療行為のできる看護士が
優遇されていました。

料理人の世界でも、同じようなことが言われていました。

腕の良い料理人は後輩の料理人に技は教えないし、味も伝えない。
ソースの残ったフライパンに、味見をさせないように塩をまいたり、
洗剤を混入させて秘密にするのが常であったのです。

でも、これって、結局は全体のレベルを下げてしまっているんですよね。
誰か一人でも技量が落ちる料理人がいることにより、
全体の味が落ちてしまうわけですから。

介護の場合も同様で、例えば、誰か一人でもおむつ交換が下手な者がいると、
後からシフトする者達が大変な苦労をするのです。

それなら、能力を平均化しておけば、
それぞれがスムーズに進むと考えました。

そこで、私は「部下育成能力」という新しい価値基準を提案。
そして、管理者教育を行ったのです。

部下を育成する能力とは、言い換えれば他人を動かす、
人を動かすことのできる人間性の持ち主。

彼らに繰り返し、人を育てる手順や心構え、上司かくあるべきという
心のあり方を植え付けていきました。

結果は意外な程早く出ました。

半年足らずで組織の介護力が向上しました。

動きが活発化してくるのが端から見ていてよくわかる程です。
私はこの体験で、人間は自らやる気を出した時に、
思い切り成長することができるということを確信しました。
 
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